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Mac miniの車載キット完成までの過程を紹介


by minidock

ナイトライダーのKITT完成

Mac mini車載ネタで必ずといっていいぐらい触れられるナイトライダーのKITTのような活用。私は案外これに冷めていましたが、「まあネタのひとつに」といった感覚でトライしてみました。

Macの音声認識ソフトとして知名度の高いDTalkerを今回は採用しました。理由はApple Scriptのサンプルが多く公開されていたからです。AppleScriptは初めてでしたが、プログラムソースを見てみるとVisualBasicライクなものでした。VBを長年触っている私に(ほとんど若い人に任せていますが、いちお進行形)これならいけると思わせました。

で、サンプルを基にアプリケーションを作ってみました。アプリの目的は、iTunes等主要なソフトの起動及びシステム終了を音声で命令するといったこと。このアプリをわざわざ起動するのにクリック操作をするのでは本末転倒なのでアカウントの起動項目に追加しました。立ち上がり時に自動起動するといった具合に実現出来ました。

これが起動画面です。見た目しょぼいとか言わないでください。いわゆるランチャなのでこれで良いんです!(言い切り)


拡大図


USBマイクに「あいちゅーんず」、声を発すると「あいちゅーんずを起動します」と確認の音声と共に、確かにiTunesが起動してきます。今回は起動したiTunesのスクリーンショットは意味がないので割愛しました。(ほんとに動いてますから…)

そんな実証実験をしている中で面白いことがありました。Safariの起動時に英語チックに頭の「さ」にアクセントを置き、「さふぁり」って言ってもなかなか起動しないのです。で、「ふぁ」にアクセントを置き「さふぁり」というと「さふぁりを起動します」とminiが発した後Safariが起動してきました。「ぶろぐ」のような日本語発音ですね。これがいやならDTalker内で単語登録できるようです。よく出来ていますね。
「システム終了」も問題なく動作しました。

で、結論的に思うのですが、各種アプリの起動を音声で出来てもその後必ず操作を要するようなSafariやiPhotoは意味がないと思いませんか?iTunesとシステム終了だけはかろうじて有益かなと思いました。またiTunesを起動した後、「一時停止」や「次の曲」といった具合に命令することも可能ですが、誤認識もあるので快適な環境を目的としているのに、案外ストレスになったりする可能性もあります。iTunesの起動だって車の出発前にしておけば良いですよね。閉じたり開いたりを頻繁にするものでもないと思います。
その点、次回紹介するUSBの接続のダイアル型コントローラは快適です。運転に支障のない場所に配置しておけば快適環境を実現できます。お楽しみに。


なんだか一方的に車のKITT化を否定したようになっちゃいましたが、みなさんの意見を聞かせてください。私の考えが及んでいないのなら有益な活用方法をコメントください。またそれをフィードバックしたようなアプリケーションが出来たらなと思います。

by minidock | 2005-03-19 11:43 | ・ナイトライダーKITT完成